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物件探し

こんにちは。

まず本題の前に、
このブログを読んで下さる方たちに感謝の気持ちでいっぱいです。
NYでの事業に興味があり立ち寄ってくれた方、
自分の起業を心配してくださる方、
気にかけてくれる方がこんなにいるとは夢にも思いませんでした。

まだまだ始めたばっかりですが、これから少しでも有意義な内容や自分の現状を伝えて行ければと思います。
そして、文字ばかりで読みづらくてすみません。。なるべく写真も入れるようにします。次回から。

さて、表題ですが今最も難航しているのが物件探しです。
書くことが多く、長くなってしまいますがこれでもほんの一部です。
残りはまた日を改めて追記しようと思います。

日本で開店の経験がないので違いに関しては詳しく分かりませんが、
NYでの物件探しに関して説明します。
まず、ラーメン屋に関してですが、NYでのラーメンブームは約10年前に始まったと言われています。
それまでは数件しかなかったのを覚えています。
つまり、日本のように”ラーメン屋の居抜き”物件というのがまずありません。
ですので、以前はレストランだったりしてキッチンのついている物件を探し、自分でラーメン屋に変えないといけません。

その中でも、なるべく手を加えずに開店をするために下記のインフラを踏まえないといけません。
1)麺茹で機を置くとグリーストラップが地下にあるかキッチンが高くないと排水がうまくいかない
2)ガス管のパイプ径が4インチないと火力が足りない
3)スープをとるためのローレンジとハイレンジを置くとフードが一定の大きさ必要になる

上記だけでもだいぶ物件は限られてしまいます。
そして、何より驚いたのは
消防法により、オープンキッチンにするには客席にスプリンクラーを設置しないといけない
ということです。
自分も物件探しを始めてから設計士の方に教えて頂き知りました。
皆さんが想像する、カウンターのあるラーメン屋をつくるには、これだけで数万ドルかかります。
ホント、NYはラーメン屋に優しくない。

今は当初考えていたオペレーションから少々変更をし、
麺茹で機を使わずに寸胴を改造したもので麺をゆでる、
お持ち帰りメインだった居抜き物件をメインに探す、
など視点を変えて物件探しをしています。

来週も数件見に行く予定です。
もう物件探しを始めて半年近く経ちます。
いいなと思う物件に出会ってはフラれ、出会ってはフラれ結構落ち込む事も多いですが、
周りの人に励まされながらなんとか奮い立っています。

10件、20件と物件を見ているうちに、段々と見るポイントも理解できてきました。
ここまで根気強く付き合って下さっている不動産屋さん、設計士さん、同行して下さる先輩、本当にありがとうございます。
そろそろ運命の出会いがあってもいいかなぁ、と期待しています。

近いうちにいい報告が出来るよう、頑張ります。

では







# by yishida1031 | 2017-01-28 14:04 | 物件